10-310展示 編集とデザイン

今週の310ギャラリー展示は、編集とデザインです。

今年から講師を務めるのは、小沢一郎先生です。
“小沢一郎先生”だとまるで政治家のようですが、
『五体不満足』の編集を手掛けられた編集者でいらっしゃいます。

課題は「2017年のわたし」をテーマに、A5サイズ80ページの冊子制作。

著者・編集者・デザイナーの3役、
そして読者対象である未来の自分といういわば4役をこの授業で経験します。

授業は先生からの講義/デザイナーなどのゲストを呼んでの講義と、
作品についての個人面談の体制で進んでいきます。
面談では、タイトルや各企画案、表紙/帯のラフ、台割(本の構成を考える設計図のようなもの)を
このようなプリントにまとめたものを見せ、ブラッシュアップさせていきます。

展示からして主張激しく工夫しているもの、

表紙に革を使用したもの、 (インタビューもびっしり!)

イラストを多く載せたもの、

などなど!

企画もさまざまで読み応えも、装丁•デザインもさまざまで見応えもたっぷりの展示です。

次回310ギャラリーの展示▼
11/6(月)〜11/11(土) モーションイメージ
※芸術祭期間中は研究室業務自体閉鎖しております。

10-310展示 イラストレーション・フォー・メディア 片山クラス

いっきに寒くなってきて、芸祭の空気を感じるこのごろです。
今週の310ギャラリーは、イラストレーション・フォー・メディア(通称イラフォ)。
講師は片山裕先生です。

9月にもイラストレーション・フォー・メディア横山クラスの展示がありましたが、
こちらの片山クラスでは、「言葉とイメージ」というのが授業の軸になっています。

それを分かりやすく表したのが、今回の展示ポスター
「ビール?それともクスリ?」のコピーどおり、
同じ絵でもそこに与えられる言葉によって、まったく違うものにも見えますよね。


挨拶文にもあるとおり、ただ絵を描く、イメージをつくるのではなく、
言葉をどうイメージに落としこむか、イメージにどんな言葉を与えて、どう見せたいのか。
そこを考えた作品が並びました。

『一時しのぎ』

『大切なものたち』

『Line』

『まぎれる』

『採用面接』

『雨』

『最悪な一日』

次回310ギャラリーの展示▼
10/16(月)〜10/21(土) 編集とデザイン

10-310展示 パッケージデザインⅡ

今週の310展示は、パッケージデザインⅡです。

まず第一課題はパッケージの分析です。

そこでの考察をもとに、第二課題に入ります。

多くの授業で、中身も外見も自分で企画・デザインをすることが多いなか、
この授業では、他者の考えた商品企画に自身でデザインを与えていきます。
デザインを依頼する立場を経験するということが、他の授業にない特色です。

今年度の商品企画は2つです。まずは「大人のチョコレート」

二つ目は、「OL向けちょびっとプレッツェル」

今年度のパッケージデザインⅡは諸事情により、例年に比べ遅いスタートとなりましたが、
学生たちはしっかりと作品を仕上げてくれました。

おつかれさまでした。

次回310ギャラリーの展示▼
10/9(月)〜10/14(土) イラストレーション・フォー・メディア 片山クラス

4年生 卒制プレ展示

10月にはいり、めっきり寒くなって来ましたね。
視デ4年生は、毎年10月1週目の木曜日に卒業制作のプレ展示を行っています。

専任教授・准教授が3グループにわかれ、
自身のゼミ担当外の先生方に対して実際の作品を見せながらプレゼンテーションを行います。

ひとり3分で発表、2分で質疑応答というタイトな時間のなかで、
これまでの過程をみてもらっていない先生にプレゼンをしなければなりません。
きっと全てを伝えきることは難しいけれど、
学生各々、何を伝えるか、どう伝えるかを考えぬくことで、自身の研究・制作の整理にもなったことでしょう。
また、普段と違う先生からの意見は新鮮な発見もあったことと思います。


プレゼンを受けながら教授もメモびっしり!

膨大な作業量を必要とする人も、まだテーマがふわっとしている人も
泣いても笑ってもあと3ヶ月で卒制展示がはじまります。
体調を崩さないよう頑張ってください。総評時の様子

【今後のスケジュール】
・12月頭 卒制提出
・[卒業・修了制作展]
日時:2017年1月18日(木)~ 1月21日(日) 9:00-17:00
会場:武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス