10-310展示 タイポグラフィック・コンポジション

今週の10-310展示は、タイポグラフィック・コンポジションです。

この授業は「書体をひとつ選び、その見本帳をつくる」ことが課題です。
授業の担当は、本学科の白井敬尚教授です。
白井先生は、タイポグラフィ(文字にまつわるデザイン)を中心に、書籍のデザイン等を数多く手がけており、
先日まで、ggg(銀座グラフィックギャラリー)での展示も行われました。

見本帳といっても、ただ形として字形を並べるのではなく、
誰がどんな意図でその文字を制作したのかなど、
背景も調べたうえで、まとめあげます。

先生の挨拶文より▼

ブックバインディング(製本)の授業をとっていた子は、
本としてのクオリティも高いものができあがりました。

見本帳だけでなく、年表を作った人も。

講評の様子。

次回310ギャラリーの展示▼
11/27(月)〜12/2(土) マーケティングコミュニケーションデザインⅠB

10-310展示 1年生タイポグラフィ展

今週の310ギャラリーの展示は、1年生 タイポグラフィです。
1年生はこれが視デとして初めての展示です。


1年生100名以上が一斉に展示をするため、会場は作品でいっぱい!


ポスターも1年生の有志が制作しました。

クラスによって授業内容は若干異なりますが、共通するのは「自分の書体」をつくること。
書体制作専門のアプリケーションをつかい、デジタルフォントとして、実際に使用できる書体をつくります。
実際にパソコンで打ち込んだとき、自分がつくったフォントで表示されるのは、なかなか感動します…!

また、授業内で制作したレタリングや視覚調整の課題も展示されていました。
↑この上段の図形は、同じ大きさのグリットのなかいっぱいに入るように描いたもの。
下段の図形は、同じ大きさ・同じ高さに見えるように描きなおしたもの。
上段は大きさも高さも図形と図形との感覚もバラバラに見えますよね。

字間(文字と文字の間の広さ)調整のトレーニングを行ったクラスもありました。

また、この授業の目玉として、活版印刷実習があります。
自分の名前の活字を自分でひろい、活字での字間調整を体験します。

実際に手と目を動かしてパソコンのなかで作業するよりも
さらに細かな調整をした経験が、きっとこれからの制作に役立っていくでしょう。
はじめての展示、おつかれさまでした。

次回310ギャラリーの展示▼
11/20(月)〜11/25(土) タイポグラフィック・コンポジション

10-310展示 モーションイメージ

賑やかな芸祭もおわり、日常が戻ってきました。
今週の310ギャラリー展示は、モーションイメージです。
講師はダイノサトウ先生。

そしてなんとこの授業は、先生がブログに毎週まとめてくださっており、
日々の授業内容から、最終作品まで授業ブログに詳しくのっています!
ダイノサトウ MotionImage

と、いうことで、実際の作品はそちらで観れるのですが、
展示では、コンセプトボードなども展示されていました。

すてき!

次回310ギャラリーの展示▼
11/13(月)〜11/18(土) 1年生 タイポグラフィ