廣澤 梓

タイプフェイスデザイン

10号館305・306

Azusa Hirosawa

古活字仮名の形態研究

仮名文字の美しさは、本木昌造が築地明朝を正方形に収めたことが原点といわれるが、形のベースはそれ以前の時代にあったのではないか。古活字版資料から仮名を抽出、正方形に再配置し時代順に並べることで、そうした視点を示すことを試みました。また、抽出した文字を今日的視点で修正、標準化した仮名書体を制作しました。