中島 由季


10号館308

Yuki Nakajima

巡る、風景と記憶

時間の流れによって失われるものがあることを、目の前で変わってゆく風景によって体感する。 幼少の頃に度々訪れた母の実家は、わたしの記憶の中の風景と大きく姿を変えている。人、もの、生活、確かになにかが失われつつあるこの場所を残したいと考え、過去に流れた時間の記憶とともに、現在のこの場所の姿を記録した。