西村 早貴

半立体

10号館112

Saki Nishimura

holy shadow

イスラム美術の模様から装飾や色を排除していくと反復や回転による操作された構造が潜んでいた。複雑で緻密な模様はたった数本の編まれた帯や単純な形の交差と集合で出来ている。本作品では層と影の色のみで模様を立体化することでイスラム世界の「調和」と「神の言葉」を新たな方法で表現しようと試みている。