神々のデザイン
千葉 楓
ダイヤグラム|プログラミング|論文
寺山ゼミ
10号館312A
デーヴァと言われる神々をご存知だろうか。
デーヴァと聞いてピンとこなくても毘沙門天、弁才天、四天王などと聞けばピンとくるかもしれない。
デーヴァとはその起源を辿ればアーリア人(現代のシリア)特有の神々であったにもかかわらず、インドの宗教の基盤を作り、仏教、ヒンドゥー教を通じて今日の日本にも伝わってきた神々のことである。 また文化的影響もデーヴァたちは強く与えており、古来からエンタメの登場人物絵としての側面もある。
これほどのアジア各地で盛んに信仰あるいは親しまれ、様々な解釈を許す神格は他にはないだろう。
同じ名前の神々も作られた時代と場所が異なれば全く違う姿になる。つまり全く異なるデザインなのに同じ神々であることも起こりうると言える。
この作品を通してデーヴァたちのイメージの変化を体感してもらえたら何よりである。