現在、全世界的に様々な環境問題が話題となっている。プラスチックゴミや気温上昇による火災、炭素排出量の増加、緑地と生物の減少など、このような生態系の問題により最終的には「人間が絶滅してしまう」と言う主張がその代表的な事例である。私たちはいつも様々なメディアからこの問題の解決法として、肉の消費を減らし、使い捨て用品の使用をやめ、脱原発をしなければならないと言われると同時にアマゾンなどの原始林の開発をやめなければならないと言われている。だが、果たしてその主張は正しいのだろうか？　そしてそのことによって人類の未来と種の多様性の保存が保証されるのだろうか？　私はそのことについてこの本で語りたいと思う。