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女性のライフステージの更なる発展
池本 百花
映像|アプリケーション|ポスター
齋藤ゼミ
10号館305、306
自分が女性として生きる感覚は、人間として生きていて、ただ体の型番が女性なだけだと思う。社会的に女性らしいとされていることは私には関係なくあってほしい。私のチョイスは全て社会的に女性らしいかに左右されない。そうやって生きていきたいがそうもいかない。私たち身体女性は、バイト先で、通勤通学で、カフェで、受験で、待ち合わせで、就職で、昇進で、不動産で、社会的に女として扱われる。女だからという理由で選択肢が与えられない時、与えられていないことにすら気づかない。気づいてもどうしようもできなくて諦めてやり過ごす。女にしてはいい地位が与えられて賢い女として社会的に認められるかも。私たちには知識も技術も能力もパワーもあるのに。戦うべきか。でも私たちは日々”社会的な女”としてふるいにかけられ続け、疲弊している。戦わなくてもいい。怒りたい時に怒って、ふざけたい時にふざけて、休むときはしっかり休んで、私たちは人間であると体現してみようと思う。