fumony(フーモニー)
坂本 日菜
立体|音楽
北崎ゼミ
8号館202
青木結との合同作品。
この作品は、「音楽未経験者に、音楽の楽しさを伝える」という目標のもと制作しました。
私たちは数ある楽器の中でも、ダイアトニック・アコーディオンの音と構造に魅力を感じ、これをヒントに制作をしました。
作品には実際のトイアコーディオンのリードを使用し、踏むことでそのリードに空気を送り、音を出すことができます。「踏む」という行為は生活の中にある身近な動きであり、楽器を演奏することのハードルを下げ、より音楽を気軽に感じてもらう狙いがあります。
演奏は二人以上で行い、リズムとメロディーに分かれます。Cコードを青、Gコードを黄色に色分けしており、メロディーとリズムの人が同じ色を踏むことで、CコードとGコードを繰り返す三拍子の曲が演奏できます。同じ色を踏むというルールを守れば必ず綺麗なハーモニーになるので、演奏にいきなり参加することもできます。相手と自分の音が重なり合った時の感動、音楽を通したコミュニケーションを体感してみてください。