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坂本 凜
本|立体
北崎ゼミ
10号館312A
みる、とは何か。
これがわたしの大きな卒制のテーマです。

卒制は何にしようか悩んでいた夏休み、視覚障害者の方との美術鑑賞ワークショップに参加しました。その際、人それぞれの見えるレベルがあることや、正視状態であっても見えている景色が違うことを体験しました。
視界から何を知覚するのか、人は目を通して何が見えているのか。近視・乱視状態の自らの視界の再現を通し成り立ちを考えます。

展示を通して、あまりにも身近で当たり前にある視界について疑い、見つめ直す機会をつくると共に、不安定な視界の中にどんなものが見えてくるのか、楽しんでいただけたらうれしいです。