折りたためる和弓
鈴木 礼央
プロダクト
古堅ゼミ
8号館209
僕が弓道を始めたのは、高校生の頃です。中学生の頃から弓道に興味があり、受験の際には弓道部がある高校を選びました。
また、弓道は歳をとっても続けることができる数少ないスポーツです。老後のために続けていると言っても過言ではありません。

そんな弓道ですが、僕にとって唯一不満な点が弓の長さです。2m以上ある弓は芸術性は高いものの、持ち運びに関してとても不便に感じます。
「あのシンプルで美しい形態を保ったまま折りたたみたい!」
そう考えたのがこの卒業制作のきっかけです。また、弓の形態のみならず、それに合わせた武道としての作法についても考え直しました。

6年間続けてきたからこそ、弓道に敬意を払い制作することを意識しました。