『vision in motion』を読む
チン イリン
本|ダイヤグラム
寺山ゼミ
10号館312A
『vision in motion』はバウハウスの先生――ラースロー・モホリ=ナジがアメリカに亡命し、1946年に出版した、一般人向けの社会生活、教育、デザイン、芸術に関わる本です。

なぜこの本を読むのか。それは、これからの自分のデザイン、自分の勉強に役立たせるためであり、また、考える土台・考える軸を作るためでもあります。今はこの本を翻訳することを通して学んでいます。 英語の原文以外に、すでに出版された日本語版、中国語版の訳本も参考にしています。

本の読み方としては、テキストだけではなく本に出てきたキーワード、固有名詞、時代背景、その視覚資料も同時に調べています。 例えば「liberal education」は、自由教育を意味するのか教養教育を意味するのか、そのニュアンスも調べないとわからないのです。