性差と社会
本戸 優佳
ポスター|インフォグラフィック|イラストレーション
寺山ゼミ
8号館212
1999年。男女共同参画社会基本法が制定され、日本は「男女が互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別にかかわりなく、 その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会」を目指してきた。そして現在も、その理想社会の具体的な形すら手探りでありながら、少しずつ前へ進もうとしている。
性差と社会の問題は、男性と女性で営まれている人間の社会において誰もが当事者であり、 同時に誰もが中立の立場ではいられない難しい問題だ。男女は生き物として異なる性質を持ち、それが覆ることはないと、両性ともに忘れてはならない。
現実を直視した己の生き方の再考が、ひいては社会問題を炙り出す事になる。
統計的な事実、そして数字に表れない現実、その両面から問題を考える。