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違和感―生命を宿したモノたち―
松本 あやめ
立体
古堅ゼミ
10号館312A
日常生活における違和感は、約80年、あるいはそれ以上ある私たちの人生に刺激を与えてくれるスパイスだ。 スパイスは味に深みを出したり、心地よい刺激を生み出したりする。あってもなくても良いが、あったら少し嬉しい気持ちになるものだ。 私はあなたに、そんなスパイスのようなものを贈りたいと考え、この作品を制作した。
私がこの度あなたに贈るスパイスは、「生命を宿したモノたち」である。私たちが普段何気なく使っている、見ている「モノ」と、私たち「ヒト」との違いはなんだろう。 命を宿していること?感情を持っていること?AIはモノ?ではモノとヒトとの違いは?と分析を重ねるうちに、ヒトとモノの違いが明確になった。 そして以上の分析を踏まえて、モノに生命を与えることを試みたのだ。
「生命を宿し、ヒトのように感情を持ち、ヒトのような動きをするモノたち」による違和感が、あなたの人生のスパイスになれば幸いだ。