どんどこせかい
三木 和奏
アニメーション
西本ゼミ
8号館221
繰り返される世界をリピートアニメーションで表現しました。

少し前、再生可能な植物の成長を観察していた時に、この繰り返しの面白さを作品にしたいと思い立ったことがきっかけです。 種芋や球根の複製、根や葉の復活を見たときに、この世は繰り返しのことがらで成り立っていると感じました。 植物を始め、動物や人間、季節や天気、時間、宇宙など……。 今回の卒業制作では、ただひとつの繰り返しだけではなく、様々なモチーフが重なりや繋がりをもって繰り返される世界を描き、アニメーションで表現しました。 丸い世界の中で、たくさんの生き物がリズムを刻みながら奔放に動き回ります。アニメーションならではの動きやメタモルフォーゼも見どころです。

ひとつのオブジェを見るような感覚で楽しんでもらえると嬉しいです。