Movie, Illustration, Book design, Performance10号館311B教室

私＿描く

関口 公輔 中野ゼミ

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私＿描く

関口 公輔 中野ゼミ

過去のトラウマやモヤモヤを絵にし、別の記憶を連想する。そして、また描き、記憶と記憶を繋げていく。絵が記憶を導き、それらが繋がることで一つの地図となる。言葉では思い出せないことも絵を描くと頭の中に浮かんでくる。ぼんやりとしたイメージを衝動的に羅列していくことで私の人生地図が完成していく。そして、これは人生の葛藤を表す。今まで抱えてきた後悔や、間違いと感じていた選択も、絵にすることで全ての経験が特別であり、出会えたことに意味があると前向きに捉えられるようになる。私はこの作品を通して、ネガティブな気持ちも無駄ではなかったと証明したい。 私にとって「絵を描く」とは自分と向き合うことそのものだ。周りとの関係に悩み、自分自身を隠そうとしていた時にも、「絵」はありのままの自分を映し出してくれた。「私」と「描く」の関係性を探り続ける中で、「私」は「描く」をやめられないと再認識した。

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