Game design10号館306教室

アフターレイン

浅川 結月樹 北崎ゼミ

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浅川 結月樹 北崎ゼミ

世間はセクシュアルマイノリティに対して、徐々に寛容になってきている。昔に比べて、セクシュアルマイノリティに対して明らかな拒絶や偏見を持つ人はたしかに減っただろう。しかし、いまだに「世の中には男と女しかいない」「恋愛は男女間で行うべきもの」といった異性愛規範は、人々の頭に深く刷り込まれている。 このゲームには様々なセクシュアリティのキャラクターが登場する。しかし「セクシュアルマイノリティとはこういうもの」という正解を教えてくれるわけではない。セクシュアリティは個人を形成する一側面に過ぎず、誰一人として同じ人間がいないように、一口にセクシュアルマイノリティといったって様々な人間がいるからだ。 あなたには、これまで読んだことは全て忘れて、まっさらな状態でこのゲームを遊んでみてほしい。キャラクターとのコミュニケーションを通して、彼ら自身に目を向け、興味を持ってほしい。このゲームが、あなたが以前より少しだけ広い視野を持つためのお手伝いとなりますように。

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