Illustration, Painting, Writing10号館409教室

男らしさ、女らしさに対する思いや考え

安田 彩花 沢田ゼミ

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男らしさ、女らしさに対する思いや考え

安田 彩花 沢田ゼミ

服装、髪型、遊び道具、色、模様、仕草などあらゆることにまとわりついていて、社会から無意識に求められる男らしさ、女らしさについて、ずっと疑問に思い、悩んできました。 特に小さい頃は行事の服装や遊び方で男女がきっぱり分けさせられることが多く、性別によって好きでもないものを強制されることが嫌でした。 でも男である自分はこう、女である自分はこうだと受け入れられる人の方が多数派で、女なのにスカートが苦手な自分は少数派です。 大多数の人に好みや考えを受け入れてもらえなかったり、時に否定されることもある少数派は生きづらいです。 制作にあたってリサーチをするも、人によってこのことに対する意識の持ち方は違うし、何を男女らしいと思うかもとても曖昧だし、さらに色んな性別に対する捉え方が広まってきている今、そもそも男女で二分するという考え方自体も良くないように思うし、考えることがありすぎてどうすればいいかとても悩みました。 最終的に、正解のない曖昧なこの事柄に対し、わからないという感情も含めて色んな自分の思いや考えを言葉やイメージで表現することにしました。 この作品を見ることでらしさについて考える機会になれば幸いです。

男らしさ、女らしさに対する思いや考え
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