Book design, Writing, Chronology, Web design10号館204教室

言葉とイメージ、翻訳による知識と編集の変遷

童 佳奕 大学院

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言葉とイメージ、翻訳による知識と編集の変遷

童 佳奕 大学院

学部時代から、ダイアグラムを作成する過程を通じて、常に文字と図の関係に注目し、考察を始めた。情報編集の過程は、文字と図の間の「翻訳」であると感じて、大学院からは、「翻訳」というキーワードを中心に、どのように新しい知識を理解し、吸収し、社会に伝えていったのかを探求している。

「翻訳」という言葉には、言語間の転換だけではなく、言語学習と文化相互交流の過程で、新しいものと古いものの間の転換、新しいものに対する新しい概念の創造と伝播、新思想の受容などが全部含まれている。同時に翻訳は、異なる言語間だけでなく、異なる階級や集団間などでもあり、学者たちが受け入れた新しい知識をいかに一般人に紹介するか、それが「わかりやすくなる翻訳」である。翻訳が進むにつれて、訳書の視覚表現にも大きな変化が生じました。その背後には、新しい文化の浸透、人々の世界の見方、つまり視点の変化も行っている。

本研究は江戸時代の蘭学を巡って3つの部分に分かれ、「新しい知識」、「新しい言語」、「新しいイメージ」に対応して編集に必要な「テキスト・内容」、「翻訳方法」、「図と視覚表現」に焦点を当てる。これら3つの部分は相互に影響しながら発展し、江戸中後期の鎖国時代に、少しずつ浸透していった西洋文化と翻訳によって開かれた新しい世界をお届けしたいと思う。

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