Illustration, Game design8号館110教室

クリエチュラ

松尾 葉大 古堅ゼミ

Illustration, Game design8号館110教室

クリエチュラ

松尾 葉大 古堅ゼミ

私は小さい頃から面白い「形」を見つけてキャラクターに見立てることが好きだった。三つの点が集まると人の顔に見えるように、個性的で面白い形はじっくりと眺めているとだんだんと何かの生物のように見えてくる。鉛筆は蛇に。洗濯バサミは魚に。セロハンテープはカタツムリに。この方法を用いて私はこれまでたくさんのキャラクターを生み出してきた。卒業制作では一年間を通してそれらのキャラクターや制作方法について振り返るというリサーチを行い、私がそもそもどのような形を面白いと感じるのか、どのような過程を経てキャラクターを生み出しているのかについて考えてきた。クリエチュラはそんなリサーチの中で振り返ってきた「面白い形を何かに見立てる」という方法を用いて制作したキャラクターが登場するゲームである。本作の舞台エルフベルズには800を超えるキャラクターが存在し、それぞれが地域の気候や生態系に適応して暮らしている。皆さんにも私が暮らしの中で出会った面白い「形」の中にキャラクターを見つけたように、広大な大陸を歩き回ってたくさんのキャラクターを見つけてもらいたい。

クリエチュラクリエチュラ
一覧に戻る

学生作品一覧