Painting10号館402教室

運命の出会いを

寺崎 友菜 沢田ゼミ

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運命の出会いを

寺崎 友菜 沢田ゼミ

動物保護の活動をしていると身にしみて分かるが、劣悪な飼育問題や悪質な生体販売など、命を軽く扱う人間の被害にあっている動物は想像以上に多い。ただ、その全てを救うというのは、人員数的にも金銭的にも不可能である。毎日ご飯を食べて、きれいな水を飲んで、怪我や病気に適切な医療を施し、安心して眠る。そんな環境に1匹でも多く保護できるよう、今後ペットを迎える人には「保護動物」という選択肢を持ってほしい。

この考えのもと、私の卒業制作が「見る人と保護っ子たちとの出会いの架け橋」になることを目指して、実際の保護動物をモデルに水彩画を描いた。1枚の絵に使用する絵の具を3つに制限し、その3色の混ざり合いで鮮やかな画面を作り出すことで、「これまで幸せを制限されてきた保護っ子たちの、これからの世界が鮮やかに色づくように」と願いを込めて。

ボランティアの視点から保護っ子たちの魅力を詰め込んだ絵と、スムーズにアクセスできるような情報も添えるため、「出張特別里親会」に来たような気持ちで見てもらえたらと思う。

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