JOURNEY

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今年のポスターは気に入っている。テーマの「JOURNY」も好きな言葉だ。
この「道標」ポスターをこう解釈してみた。
僕はここまで歩いてきた。仰ぎ見ると青空に道標がクッキリと立っている。この影のでき方は冬の昼時。キリッとした空気に南の低い位置から太陽の優しい光が差し込む。矢印は4つの方角を示している。見つけた道標にホッと一息つく。この道標には文字が無い。何を指しているのかわからない。
何も書いていない道標は怖い。
指し示す方角に何があるのかわかれば、目的を持って効率的に進むことができる。そのための準備もできるだろう。道標にはそういう意味で価値があるはずだ。僕も先人が建てた道標を頼りにしてきた。しかし最近では、道標だけに縛られず、自分が本当はどうしたいのかを大切にしようと考えている。
道標は使うけれど、道標には縛られない生き方を君はどう思う。