in action

Invisible City

不可視の都市

門廻 みのり

ブックデザイン、グラフィック
8号館 215

元々地図や地理に興味があり、それらについて学ぶことが好きだった。
3年生の頃からは古地図の面白さに目覚め、古地図をモチーフにした地図帳を制作した。古地図にはその当時の人々の世界観や人の価値観が表れている。そこに地域の可視化としての魅力を見出し、さらに歴史的なストーリーや、映画や小説の世界観、絵画を通してのイメージなどを盛り込むことができたら、多くの人々がまだ気付いていない、地図の魅力を引き出せるのではないかと考え、卒制に取り組んだ。
都市にはたくさんの人が暮らし、多くの文化が生まれ、歴史が積み重なっている。それは一目で見ることはできないが、何通りもの楽しみ方を持っている。その中心にあるのは「地図」であり、私たちは地図を囲んでいつでもイメージの旅を楽しむことができるのだ。

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