in action

Yulia Rhapsody

工藤 ユリア

映像、インスタレーション
10号館 304

「人生」それは1つの長い物語だ。

私は学生生活を締め括る卒制という大きな節目に、これまでの人生について振り返ってみた。

ひとりひとりの人生は他の人には体験できないもので、置かれた環境・経験してきたこと・築いてきた人間関係など、様々な要素がその人を形作る。家族といるときの私、親友といるときの私、バイトしているときの私。その時々によって自分の人格は少しづつ違っていて、その中で「本当の自分」や「偽りの自分」というものを感じる瞬間は誰にでもあることではないだろうか。
だが私は、どんな自分も「本当の自分」だと思う。いつもと違う自分を見つけては受け入れることを繰り返すことで人は大人になっていくのかもしれない。
この作品ではそんな私だけのここまでの「人生」をひとつの音楽と映像に閉じ込めた。私の生きてきた23年間のラプソディーをぜひ覗いてみて欲しい。

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