誰にでも書けるこれらの形は、何にでもなれる不思議な形だ。 それらは、抽象形態として芸術と深く関わりを持ち、平面から立体まで幅広い分野で構成要素となっている。しかし構成要素となったそれらは、外側の形を抽出され使用される事がほとんどであった。○△□そのもの自体の、内側の構造はどうなっているのか。そんな疑問が浮かび上がった。 卒業制作では「構成要素としての○△□」「○△□を構成する形」という、2つの着眼点から形の本質を自分なりに研究し解釈したものを提示する。