in action

絵で”視る”会話

内海 彩雲

アニメーション、ダイアグラム
8号館 203

人は、会話の中で無意識に相手に対しての立場を調整している。それを聞く方も無意識に立場調整を受け入れて適切に会話を続けていく。会話は、無意識の立場調整の連続である。私は、その立場調整の種類を8つに定め、人の会話をグラフに落とし込んだ。そしてそのグラフの傾向からその人の人柄を読み取った。
普段の会話では意識することないものが、視覚化することで見えてくる。いったい私たちは普段どのように立場調整をして、どのように受け取っているのか、流れるように過ぎていく声での会話を漫画動画にすることで、リアルタイムでの会話のテンポを損なうことなく客観視出来るようにした。
漫画動画を見た後に、それに沿ったグラフを見ることで、登場人物がどんな人柄で、どんな時どんな立場調整をしているのかを見て欲しい。

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