in action

光のイラストレーション

曽根 叶子

イラストレーション
10号館 306

火の光が起こす印象やものに与える現象を観察、記録し、そこからイラストレーションを描き起こすため、デーヴィット・カッツの「The World Of Color」に記述される平面色・表面色・空間色を軸に考えました。今回軸にした3つの言葉をどう解釈していくかを考え、近くで見たとき、遠くで見たとき、暗い部屋、明るい部屋、など様々な条件、視点から光を観察しました。またカッツの著書を読み続けることで、理解と自分の解釈を探るうちに自分の光の見え方が深まっていき、そこから生まれた見え方をイラストに投射し描くというスタディと考察を交互に繰り返し行うことで、自分の中にある光の見え方に新たな発見と光に対する捉え方を見つめ直すような作品になりました。

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