来るべき社会を見据えた視覚伝達デザイン教育の軌跡
武蔵野美術大学は東京ミッドタウンデザインハブ第83回企画展 「ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン・スタディ」を開催します。本学視覚伝達デザイン学科では、ヴィジュアル・コミュニケーションの未来を拓き、人と人・社会・情報を繋ぐ専門家の育成を教育目標に、これまで多彩な人材を社会に送り出してきました。その教育の特徴は身体性と感覚の覚醒を促し、クリエイティブ・リサーチを重視した基礎課程であり、加えて多様で高度なデザイン専門課程と、現在進行形の社会とその歴史を見据えた創発的デザインとの統合を目指す教育理念にあります。本展は2002年以降の教育成果を公開すると共に未来のヴィジュアル・コミュニケーション・デザインを展望する機会にしたいと考えています。会期中には本学教員が社会の様々な分野で活躍する卒業生とともにデザインの未来を考察いたします。広くデザイン領域に関心をお持ちの方々の参加を歓迎いたします。