【展示情報】 木活字の美——慶長期木版印刷術の粋・「嵯峨本」復元プロジェクト

2024年9月2日(月)-10月19日(土)

2024年度美術館休館中特別企画シリーズ ムサビ版「驚異の部屋ヴンダーカマー―眠らない獅子計画
木活字の美 デザイナーと編集者の役割
—慶長期木版印刷術の粋・「嵯峨本」復元プロジェクト

展覧会情報ページ

会 期| 2024年9月2日(月)-10月19日(土)
休館日| 日曜日
時 間| 会場1:図書館展示室 10:00-17:00
会場2:図書館大階段の展示は、図書館の開館時間に合わせてご鑑賞いただけます。

入館料| 無料 
会 場| 会場1:図書館展示室
会場2:図書館大階段

主 催| 武蔵野美術大学 美術館・図書館
監 修|寺山祐策(武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科教授)

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明治初年に西洋式の活版印刷術が本格的に移入されるまで、わが国で刊行された書物の大半は、金属ではなく木を版材としていました。中世から近世を通じて広く行われた「整版」は、一枚の板に彫られた文字や絵を版にして摺られたもので、長きにわたり日本の書物印刷の主流をなしてきました。近世初期には、徳川家康の命で鋳造された銅活字による駿河版や、西洋伝来の金属活版術によるキリシタン版など、一部に例外的な事例も現れますが、その他の刊本は概ね、木を材とする印刷方式によるものであったといえるでしょう。
一方、木材を用いて活字を作り、それらを組み合わせて印刷された活字本も少なからず存在しました。文祿年間(1592—96)から寛永年間(1624—44)にかけて、わずか半世紀ほどの間に刊行された「古活字版」もそのひとつです。全角の活字を基本単位とする点では、明治以降に普及した和文の金属活版と同様ですが、肉筆に近い活字字形や倍角を利用した連続活字を採用するなど、活字の書体や形式に種々の工夫を凝らすことで、活字本でありながら写本と見紛うかのような、優美な版面を実現しました。
このような古活字版の代表格が、慶長期(1596—1615)に京都の豪商・角倉素庵(1571—1632)が刊行した「嵯峨本」です。わけても、通称「光悦謡本」(本展では「嵯峨本謡本」とする) と呼ばれる観世流の謡本は、慶長から寛永期を代表する能書家・本阿弥光悦(1558—1637)や素庵自身の書風に近い木活字に、俵屋宗達の関連も指摘される表紙その他の唐紙など、慶長期の書画の影響を色濃く反映した造本によって、わが国で最も美しい刊本のひとつとされてきました。木と和紙を媒材とした水性木版による印刷は、油性インキと金属による活版印刷とはまるで異なる、独自の規矩と流風を今に伝えています。
しかし、今日では嵯峨本をはじめとする古活字版の木活字や摺刷盤の多くは失われてしまいました。そのため、光悦や素庵が制作に関与したとされる嵯峨本も、能楽史や書誌学の領域における従来の研究手法では、その造形美を支える技術的背景の解明は困難な状況にありました。
2016年に始まった「嵯峨本復元プロジェクト」は、これらの先行研究の成果を踏まえながら、摺師、彫師、唐紙師、経師ら、現在も京都に息づく職人の技術を借りて、造形学的な視点から嵯峨本謡本の美の解明を目指しました。その成果の一端は、2018年に当館で開催した「和語表記による和様刊本の源流」展および同展図録にて公開したものの、嵯峨本謡本の完全な復元には至らず、完成にはさらに五年の歳月を要しました。本展では、およそ400年を経て復元された嵯峨本謡本と、その制作過程を辿るなかで明らかとなった古活字版の技術的諸相を紹介し、木版印刷ならではの柔らかな印圧に支えられた、しなやかな美のかたちに迫ります。

【展示情報】未来の学校祭


現在、東京ミッドタウン・デザインハブで行われている「未来の学校祭」に
本学科の卒業生作品・在学生作品が展示されています。

「未来の学校祭」
【会期】2020年2月20日(木)〜24日(月)
【会場】東京ミッドタウン・デザインハブ(ミッドタウンタワー5F)
【イベント公式URL】https://www.tokyo-midtown.com/jp/event/school_future/
【未来の学校祭とは】
未来の学校祭は、東京ミッドタウンとアルスエレクトロニカによる未来の社会をみんなで考える新しいお祭りです。アーティストによる社会への問いかけをきっかけに、様々なクリエイターや企業、大学が来場者とともに、未来の社会を考えます。コンセプトは「アートやデザインを通じて、学校では教えてくれない未来のことを考える新しい場」。イベント来場者はExhibition、Performance、Workshop、Talkなど子供から大人まで楽しめるプログラムを自由に体験することができます。未来について考えるうえで重要なヒントが見つかるかもしれません。(HPより抜粋)

【出品者一覧】
<卒業制作>
大森誠(2011年度卒業生)
宇野由希子(2012年度卒業生)
武田夏澄(2013年度卒業生)
北林みどり(2017年度卒業生)
濱本拓(2017年度卒業生)

<トイデザイン(2年次授業/視覚表現演習C)>
木村彩(2019年度3年生)
高橋廉(2019年度3年生)
門脇のどか(2019年度3年生)
本間瑞生(2019年度2年生)
上田理央(2019年度2年生)
三谷沙織(2019年度2年生)
松本あやめ(2019年度2年生)

【主催】東京ミッドタウン
https://www.tokyo-midtown.com/jp/event/school_future/campusexhibition.html

【トークショー】本学科教員の古堅真彦教授が登壇します
・トークショー 脱皮トーク
「Post University:誰のための大学?」
【日時】2月22日(土) 14:00〜15:30 (開場13:40)
【会場】東京ミッドタウン・デザインハブ内 インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
(ミッドタウン・タワー5F)
【申し込み】下記URLより
https://schoolofthefuture2020-17.peatix.com/

【展示情報】ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン・スタディ    A STUDY OF VISUAL COMMUNICATION DESIGN

東京ミッドタウン・デザインハブ第83回企画展
ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン・スタディ 
A STUDY OF VISUAL COMMUNICATION DESIGN 

武蔵野美術大学は東京ミッドタウン・デザインハブ第83回企画展 「ヴィジュアル・コミュニケーション・デザイン・スタディ」を開催します。本学視覚伝達デザイン学科では、ヴィジュアル・コミュニケーションの未来を拓き、人と人・社会・情報を繋ぐ専門家の育成を教育目標に、これまで多彩な人材を社会に送り出してきました。その教育の特徴は身体性と感覚の覚醒を促し、クリエイティブ・リサーチを重視した基礎課程であり、加えて多様で高度なデザイン専門課程と、現在進行形の社会とその歴史を見据えた創発的デザインとの統合を目指す教育理念にあります。本展は2002年以降の教育成果を公開すると共に未来のヴィジュアル・コミュニケーション・デザインを展望する機会にしたいと考えています。会期中には本学教員が社会の様々な分野で活躍する卒業生とともにデザインの未来を考察いたします。広くデザイン領域に関心をお持ちの方々の参加を歓迎いたします。
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展覧会公式Webページ

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会期|2019年11月25日(月)–12月25日(水) 11:00–19:00 会期中無休
会場|東京ミッドタウン・デザインハブ(ミッドタウン・タワー5F)
住所|〒107-6205 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F
アクセス|都営地下鉄大江戸線「六本木駅」8番出口より直結/東京メトロ日比谷線「六本木駅」地下通路にて直結/ 東京メトロ千代田線「乃木坂駅」3番出口より徒歩約8分
入館料|無料
企画・運営|武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科研究室、武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
主催|東京ミッドタウン・デザインハブ

関連イベント
会場|インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(東京ミッドタウン・デザインハブ内)

●トークイベント|「既存の枠組みを超えて」
参加費|無料/定員:100名
申し込み方法|専用のWebページ(https://vcds2019.peatix.com)よりお申し込みください。
進行|石塚英樹(視覚伝達デザイン学科准教授)、北崎允子(視覚伝達デザイン学科准教授)、中野豪雄(視覚伝達デザイン学科准教授)

Part 1 12月1日(日) 13:00–14:30  
ゲスト|宇野由希子(書体デザイナー)、河野奈保子(デザインコーディネーター)、西沢一登(VIVITA・デザイナー)

Part 2 12月15日(日) 13:00–14:30  
ゲスト|イシカワミチコ(みつばち鍼灸院 院長)、岩渕真理(絵本作家、環境教育コミュニケーション研究者)、小杉幸一(クリエイティブディレクター/アートディレクター)

Part 3 12/15(日)16:00–17:30
ゲスト|沢田耕一(視覚伝達デザイン学科客員教授)、新島実(視覚伝達デザイン学科名誉教授)、寺山祐策(視覚伝達デザイン学科主任教授)

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【デザイン・ラウンジweb】
https://d-lounge.jp/2019/10/12680

【デザイン・ハブweb】
https://designhub.jp/events/5510/

【peatix】
https://vcds2019.peatix.com/
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展覧会に関するお問い合わせ
〒107-6205
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F 東京ミッドタウン・デザインハブ
mail:info@designhub.jp

【展示情報】 島本脩二「本を作る」展 デザイナーと編集者の役割

武蔵野美術大学のデザイン教育アーカイブ
島本脩二「本を作る」展 デザイナーと編集者の役割

「武蔵野美術大学のデザイン教育アーカイブ」展の第4弾。
本は著者とともに編集者とデザイナーの協働作業で作られる。本展では、印刷、紙、製本など広いジャンルと関わりながら、どのように編集とデザインが協働するかを伝える。この講座において学生が自作した課題書籍「20XX年の私(仮)」と共に島本が編集してきた書籍を展示する。

展覧会情報ページ

会 期| 2019年10月14日(月)-2019年11月9日(土)
休館日| 日曜日、祝日、10月24日(木)、28日(月) 
※10月14日(月・祝)、27日(日)、11月4日(月・振休)は特別開館

時 間| 10:00-18:00(土曜日、特別開館日は17:00閉館)
入館料| 無料
会 場| 武蔵野美術大学美術館 展示室1
主 催| 武蔵野美術大学 美術館・図書館
協 力|武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科研究室
監 修|白井敬尚(武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科教授)

関連イベント ▶︎トークイベント
鼎談(島本脩二×卒業生二名)

日 時|2019年10月19日(土)17:00~18:30(開場16:30)
場 所|武蔵野美術大学 美術館ホール
出 演|島本脩二、白井敬尚(司会、本学教授)、保田卓也(06年度受講生)、團之原万葉(13年度受講生)
※入場無料、先着順(予約不要)です。 直接会場にお越しください

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島本脩二(しまもと・しゅうじ)

編集者。1946 年新潟県上越市生まれ。1970 年早稲田大学教育学部卒業。小学館で雑誌『週刊ポスト』、『GORO』、『マミイ』、『写楽』編集部員。『P.and』、『TOUCH』、『SAPIO』の編集長を経て書籍編集部に異動。企画編集した書籍に、矢沢永吉『成りあがり』、YMO写真集『OMIYAGE』『SEALED』、岩合光昭『おきて』『クジラの海』、石川賢治『月光浴』、大山行男『初めての富士山』他多数。2008~2011 年朝日新聞出版で書籍統括。1982 年に企画編集した『日本国憲法』はベストセラーになり、2013 年6 月に改装重版、現在110万部を超えている。2003 年~2016 年武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科非常勤講師として授業「編集とデザイン」を担当。

【展示情報】スタシス・エイドリゲヴィチウス:イメージ――記憶の表象

 


スタシス・エイドリゲヴィチウス:イメージ――記憶の表象

ポーランド共和国と日本の国交樹立100周年を記念して、同国を代表するアーティスト、スタシス・エイドリゲヴィチウスの展覧会を行います。本展では彼の50年に及ぶ活動の中から、細密画、パステル画などの絵画作品を中心に、蔵書票、絵本、ポスター、さらに写真や演劇など多角的にスタシス作品を展観します。人物像をめぐって、多様なメディアに描き出されたスタシス作品のイメージ—「記憶の表象」をたどり、その作品の本質と魅力にふれることができます。

会 期|2019年9月2日(月)-11月9日(土)
時 間|10:00-18:00
休館日|日曜日・祝日、10月24日(木)、28日(月)
※9月16日(月・祝)、23日(月・祝)、10月14日(月・祝)、27日(日)、11月4日(月・祝)は特別開館
会 場|武蔵野美術大学美術館展示室3・4・5、アトリウム2
ウェブ|https://mauml.musabi.ac.jp/museum/events/15937/

展覧会「スタシス・エイドリゲヴィチウス:イメージ――記憶の表象」に合わせまして、展覧会関連イベントとして以下のイベントを開催します。展覧会と合わせてぜひご来場ください。

「スタシス・エイドリゲヴィチウス:イメージ――記憶の表象」関連イベント
ギャラリートーク
日 時|9月17日(火)13:00~14:00
会 場|本展会場
出演者|スタシス・エイドリゲヴィチウス
進 行|今井良朗(武蔵野美術大学名誉教授)

講演会
日 時|9月19日(木)16:30~18:00
会 場|武蔵野美術大学 第1講義室(1号館103教室)
出 演|スタシス・エイドリゲヴィチウス
司 会|寺山祐策(武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科主任教授)

※いずれも入場無料、先着順(予約不要)、直接会場へお越しください。

【展示情報】和語表記による和様刊本の源流

『和語表記による和様刊本の源流』
|会 期|2018年11月1日(木)〜2018年12月18日(火)
|休館日|日曜日、祝日 ※11月3日(土・祝)、4日(日)、23日(金・祝)は特別開館
|時 間|10:00-18:00(土曜日、特別開館日は17:00閉館)
|入館料|無料
|会 場|武蔵野美術大学美術館 展示室3
|主 催|武蔵野美術大学 美術館・図書館
|    武蔵野美術大学 造形研究センター
|共 催|野上記念法政大学能楽研究所
|協 力|真宗大谷派 城端別院善徳寺
|    大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館
|    日本民藝館
|    龍谷大学図書館
|監 修|新島 実(武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科教授、造形研究センター 研究プロジェクト長)
|    寺山 祐策(武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科主任教授、造形研究センター 研究プロジェクト研究員)

展覧会情報ページ

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展覧会概要
武蔵野美術大学造形研究センター研究プロジェクト「日本近世における文字印刷文化の総合的研究」は、2014年度に文部科学省より「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」の採択を受け、本年はその完成年度を迎えます。本研究プロジェクトは5年間にわたり、わが国の文字印刷文化の歴史を見つめ直すために、様々な研究を進めてきました。本展では、その成果を広く公開し、近世日本の木版印刷による書物の数々を紹介します。
近世日本の刊本は、これまで書誌学的方法を中心に研究されてきました。本研究プロジェクトでは、それらを造形的視点から捉え直すことにより、日本の造本デザイン史に「和様刊本」の美を位置づけることを目的としています。明治以降、西洋から金属による近代活版印刷術がもたらされるまで、わが国における印刷物の多くは木材を使用した古活字版と木版整版が主流でした。これまで、近世の刊本が造本デザインの視点から紹介される機会は限られていましたが、そこには、木版印刷による柔らかな印圧を基調とした多様な美のかたちが存在していました。
本展では、漢字、平仮名、片仮名の字形と表記の関係を検証するとともに、料紙、印刷、製本等、書物を構成する各要素の考察を通して、和語表記による「和様刊本」の美の世界を紹介します。

関連イベント(予定)▶︎
▶︎開催記念イベント
日 時:2018年11月1日(木)15:00~18:40
会 場:美術館ホール/図書館1階大階段

開催記念特別対談「江戸の出版」
出 演:ロバート・キャンベル(国文学研究資料館 館長)
:神作研一(国文学研究資料館 教授)
時 間:15:00 – 16:00
会 場:美術館ホール

開催記念講演「和語表記による和様刊本の源流」
講 師:新島実(本学視覚伝達デザイン学科教授、本学造形研究センター
研究プロジェクト長、本展監修)
時 間:16:00 – 17:00
会 場:美術館ホール

開催記念 能楽公演 能「船弁慶」 居囃子「三井寺」
出 演:林 宗一郎 他
時 間:17:20 – 18:40
会 場:図書館1階大階段

▶︎講演 漢字文化圏における文字と造本
日 時:2018年11月3日(土)13:00 – 17:30
会 場:美術館ホール
モデレーター:寺山祐策
講 師:蒋華(中央美術学院副教授/中国)、馬泉(清華大学教授/中国・本学造形研究センター客員研究員)、南權熙(慶北大学校社会科学大学教授/韓国)、朴志勲(朴志勲デザイン事務所 代表)

▶︎講演 和様刊本の諸相
日 時:2018年11月4日(日)13:00 – 17:00
会 場:美術館ホール
講 師:寺山祐策、宮本圭造(野上記念法政大学能楽研究所教授)、玉蟲敏子(本学造形文化・美学美術史教授・本学造形研究センター研究員)、林 望(作家・書誌学者)、片塩二朗(活字研究者・本学造形研究センター客員研究員)

▶︎レセプション
日 時:2018年11月1日(木)18:45~19:45
会 場:12号館8階 談話室MAU
当日、美術館の開館時間は10:00~18:00となっております。
展覧会はイベントの前にご覧いただきますようお願い申し上げます。

【上映イベント】「カヴァフィス、東京に行く」@アテネ

「カヴァフィス、東京に行く」@アテネ
3、4年生の選択必修授業「モーションイメージ」で、2013~2018年に制作されたアニメーション作品が、10月5日にアテネで上映されます。
これらの課題作品はギリシャの詩人C・P・カヴァフィス (1863〜1933)の詩を基に作られており、そのことから「World Book Capital(本の首都)」という図書と読書の促進を目的とした、ユネスコ主催のイベントの関連イベントとしても位置付けられています。
ポスターイラストは、2018年卒業の角田かおりさんの作品です。

C.P. CAVAFY IN TOKYO
日時:2018/10/05 20:00~
会場: Museum of Ancient Greek Technology Kostas Kotsanas
(6 Pindarou str., Kolonaki, Athens)
会場のGoogleMapストリートビュー


関連ページ
C.P. CAVAFY IN TOKYO(英語・ギリシャ語)
GREECE-JAPAN.com  による紹介ページ → 日本語 | ギリシャ語
World Book Capital 


今年2018年度は、内田 桃嘉、佐藤 錦考、長根 直子、須藤 綾乃、
小板橋 茉子、村野 夏海(敬称略)の6名の作品が上映されます。
11月19日〜24日10号館310教室において、
今年度の全作品と、アテネ上映イベントの作品を上映、展示致します。
こちらも是非ご覧下さい。

 

【展示情報】新島実と卒業生たち―そのデザイン思考と実践 1981-2018

『新島実と卒業生たち―そのデザイン思考と実践 1981-2018』
会 期|2018年9月3日(月)-9月29日(土)
休館日|日曜日、祝日 ※9月17日(月・祝)、24日(月・休)は特別開館
時 間|10:00-18:00(土曜日、特別開館日は17:00閉館)
入館料|無料
会 場|武蔵野美術大学美術館
主 催|武蔵野美術大学 美術館・図書館
協 力|武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科研究室
監 修|新島実(武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科教授)
出展作家|新島実+視覚伝達デザイン学科新島実ゼミ卒業生

展覧会情報ページ

関連イベント▶︎
▶︎アートパフォーマンス(予定)
日 時|2018年9月8日(土)13:00-14:00
会 場|武蔵野美術大学 美術館ホール
参加方法|入場無料/先着順(予約不要)/直接会場へお越しください
出演者|神田さおり(アーティスト、踊絵師)

▶︎トークイベント(予定)
日 時|2018年9月8日(土)15:00-17:00
会 場|武蔵野美術大学 美術館ホール
参加方法|入場無料/先着順(予約不要)/直接会場へお越しください

15:00-16:00
「新島実のデザイン教育とは」
出演者|小杉幸一×山本剛久×矢後直規×保田卓也

16:00-17:00
「新島実の作品について」
出演者|新島実×橋詰宗(アートディレクター、グラフィックデザイナー)
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展覧会概要
日本を代表するデザイナーの一人として、アメリカのイェール大学大学院でいち早くポール・ランド(Paul Rand, 1914-1996)のデザイン理論を学んだ新島実。1983年の帰国後、グラフィックデザインを中心に、日本においてランドの視覚意味論やタイポグラフィを先駆的に実践し、高い評価を得てきました。その一方で1999年に武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科に着任して以降デザイン教育にも尽力し、第一線で活躍する人材を多岐にわたって輩出し続けてきました。
本展では、イェール大学大学院時代の貴重な課題作品をはじめとする初期作品から現在に至るポスター、造本、ロゴマークなどの代表的な作品を紹介し、新島がどのようにデザインの思考を深めながらそれを実践し続けてきたのか、今日に至る足跡をたどります。
展示では新島作品を起点に時代を追いながら、さらに武蔵野美術大学着任以降活動の中心となるデザイン教育を紹介します。クリエーターとして多岐にわたって活躍する新島実ゼミ卒業生120名以上にのぼる作品を一堂に集め、新島イズムがどのように受け継がれ、あるいはそれを越えて展開しているのかを探っていきます。
※本展は新島実教授の退任記念展として開催します。

日露の若者による美術展覧会「克服」

現在ロシアで開催されている展覧会に本学科卒業生が多数出品されています。(敬称略)

阿部晴果(2009年度卒)
荒井美波(2012年度卒)
渡邉佳代子(2013年度卒)
猿山美幸(2013年度卒)
團之原万葉(2014年度卒)
金山恵美子(2015年度卒)
矢入幸一(2015年度卒)
長谷川文香(2015年度卒)
北岡誠吾(2015年度卒)
國吉洋碧(2016年度卒)
小岩朋香(2016年度卒)
田村桃子(2016年度卒)

2018年2月7日、日露の若手アーティストの作品120点余りが一堂に会する展覧会「克服」が、ロシア・サンクトペテルブルクにて開幕しました。本展覧会は、緩和医療の発展と医療における技術開発を支援する目的でタケダ・ロシアが主催する美術展覧会で、本学の協定校イリヤ・レーピン名称サンクトペテルブルク国立絵画・彫刻・建築アカデミー(通称:サンクトペテルブルク芸術アカデミー)のセミョン・ミハイロフスキー学長がキュレーションを手掛けるものです。本学からは、日本画学科、油絵学科、視覚伝達デザイン学科、映像学科の在学生及び卒業生34名が計43点の作品を出展し、多摩美術大学、サンクトペテルブルク芸術アカデミーの学生による作品と共に展示されています。

会場に置かれている「克服」を意味する巨大な文字は、本学視覚伝達デザイン学科卒業生(2013年度)渡邉佳代子さんの卒業制作「TSUGIMOJI」に着想したもので、日本の建築に見られる釘を使わずに木材同士を繋ぐ「継手」のアイデアを表現しています。このロシア語及び英語のTSUGIMOJIは、ポスターをはじめ、バナー、インビテーションカードなど、展覧会のビジュアル・アイデンティティとしても展開されています。

以上、紹介ページ(http://www.musabi.ac.jp/news/20180220_03_01/)より抜粋


日露の若者による美術展覧会「克服」
サンクトペテルブルク 会期:2018年2月7日~3月10日
会場:マネージ中央展覧会ホール
モスクワ 会期:2018年3月30日~4月22日
会場:モスクワ市国立展示スペース新マネージ

▶︎「克服」展公式サイト