イラストレーションⅢ(3.4年生Ⅱ群選択-前期)

授業概要]
「入学前のほうが今よりいい絵を描いていた」とか「絵を描く事が以前より楽しくない」と感じている人。
そんな学生にこそ知って欲しい技術と理論を「絵」を描きながら身につけていくワークショップ形式の講義になります。
まずは受験のために描いていた鉛筆デッサンの技術による自画像から始めてみましょう。

世の中の多くの自画像のように鏡を見て描く自画像は自分以外の人には見慣れないあなたの顔だということをまずは知っておいてください。
客観性を持った作品作りの第一歩として「撮影」した自分の写真をモチーフにした自画像を制作してもらいます。
写真に写る練習も兼ねているので気に入った表情で写るまで多くの枚数を撮影します。
例年は受講生同士で沢山の写真をお互いに撮影してもらうところから始めています。
今年はセルフタイマーや自撮りまたは両親や同居している家族に撮影してもらう事になると
思います。

描かれた自画像やイラストレーションはそのままフォトフォリオや卒業制作の構想に使えるものにしていきましょう。授業終了後の展示や学習発表の場は、成果を発表するだけのものとせず、展示とは何か?」ということや、より見る人を引き付ける技術、つまりディスプレイとは何か、また、作品制作のテーマの見つけ方、スケジュールや、モチベーションの作り方も学習することにします。

普遍的な技法からは逆に独自性を支えるために必要な「技術」そのものが見えてきます。展示や発表とはまず「場」ありきで、最適な「作品」をそれに合わせて作っていくメソッドと考えています。
これからの時代はオンラインでのプレゼンテーションや作品発表も以前にも増して増えていくことになるでしょう。
もちろん健康的に創作活動を続けていく事を最優先とすることは言うまでもありません。

そのために「今なにをやっておくべきか?」という事を必ず見つけることが出来ると思っています。
ということで今年に限っては来年受講することが出来ない「4年生」に優先的に受講してもらいたいと思っています。
準備してもらうものはスケッチブックと鉛筆など受験時に用意した画材。携帯電話を含めたデジタルカメラ。そして今回はパソコンやプリンターがあるといいですね。

形態 – 種別] 実技 – 選択授業