3年次カリキュラム
- 前期
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- 後期
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3年次Ⅰ群選択必修 | ||||||||
ライティングスペースデザインI・IIA | ||||||||
空間構成III/環境デザインI-A・環境デザインII-A(教職課程必修) | ||||||||
情報デザインIA・IIA | ||||||||
情報デザインIB・IIB | ||||||||
3年次前期Ⅱ群選択必修(視覚伝達デザイン表現演習I〜V) | 3年次後期Ⅱ群選択必修(視覚伝達デザイン表現演習II〜V) | |||||||
アイデンティティとブランディングコミュニケーション | コンテンツヴィジュアライゼーション | |||||||
ヴィジブルランゲージ演習 | 映像デザイン | |||||||
音響表現 | エディトリアルデザイン | |||||||
ブックバインディングⅠ | デジタルアニメーション | |||||||
写真 | ダイヤグラムデザイン | |||||||
モノガタリ考 | パッケージデザインI | |||||||
タイポグラフィック・コンポジション(休講) | ブックバインディングⅡ | |||||||
タイプフェイスデザイン | マーケティングコミュニケーションデザインIIA | |||||||
データグラフィックス(休講) | マーケティングコミュニケーションデザインIIB | |||||||
パッケージデザインⅡ | ベーシックタイポグラフィ | |||||||
編集とデザイン | ||||||||
マーケティングコミュニケーションデザインIA | ||||||||
マーケティングコミュニケーションデザインIB | ||||||||
モーションイメージ | ||||||||
イラストレーションⅠ(イラストレーション・フォー・メディア)※ | イラストレーションⅡ※ | |||||||
イラストレーションⅢ(イラストレーション・フォー・メディア)※ | デザイン特別演習I | |||||||
ウェブ情報デザイン論 | 情報文化論 | |||||||
海外最新デザイン事情Ⅰ | 海外最新デザイン事情Ⅱ | |||||||
映像論 | ||||||||
メディア論 | ||||||||
マーケティングコミュニケーションデザイン論 |
※教職課程履修者はイラストレーションⅠ〜Ⅲのいずれかを履修すること。
実技・必修授業
実技・選択必修授業
実技・選択授業
専門理論科目・必修授業
専門理論科目・選択授業
他学科学生が選択履修する授業
3年次概要
3年次では1・2年次の基礎課程を踏まえ、総合課程としての視覚伝達デザインを学ぶことになる。学生自身の直接的なかかわりを通して、社会のなかでの具体的なデザインの役割を学ぶ。
1年間を通して開講されるI群の授業科目と、前期・後期の半期で開講されるⅡ群の授業科目が用意されている。
視覚伝達デザインは、私たちの生活や都市の営みのなかのさまざまなあらわれとして存在する情報の切り口として考えることができる。情報はコンピュータの登場により、メディア相互のネットワークが行われ情報の交流、蓄積、応答、制御などにその展開を飛躍的に拡大させた。情報、メディア、デザインは、相互に交流しながら都市の活性化をおしすすめている。
こうした時代の変化をふまえ、本学科では既成のデザイン領域の専門的な学習とは別の視点から、社会とデザインの関係を考えるための1年間にわたるⅠ群の授業が設定されている。ここでは、視覚言語文化全般に関わる歴史的な蓄積と新しいテクノロジーを交差させ、その多彩な展開を平面を中心にしたコミュニケーションメディア「ライティングスペースデザイン」、美術館活動や自発的な文化活動も視野にいれた建設的な営みや、人間と自然の共生を考える「環境デザイン」、時間・運動・インタフェースに関わるコンピュータ・メディアをベースとし、コミュニケーションのプロセスやマルチメディアとサイバースペースの拡張について研究する「情報デザイン」、という三つの領域を基本として、新しいデザインの視点からヴィジュアル・コミュニケーション・デザインの専門領域の学習に取り組む。
Ⅰ群の後期には、三つの領域を選択した全学生が参加し発表する総合プロジェクトが設定される。新たなる領域における個人のまなざしを深化させ、実際の社会や環境のなかでのデザインの問題を考えることになる。最終的には取材・企画・調査分析・制作・メディア化という多様なプロセスを通してプレゼンテーションと展示が行われる。
Ⅱ群には「視覚伝達デザイン表現演習」という名目で括られる授業が設定されている。ここでは社会で展開されるさまざまなヴィジュアル・コミュニケーション・デザインを体験し、誰が、何の目的で、どのような内容を、どのメディアで人々にコミュニケートするのかという、デザインの実際的役割とデザインの具体的プロセスを掘り下げ、その方法や技術を多面的に学ぶ。
2000年度よりこの「視覚伝達デザイン表現演習」は、4学年前期に開講されていたⅡ群の授業科目からの選択も認められ、学年の枠を超えた選択が可能となった。3学年から4学年の前期を通して、3科目6単位以上が必修となり各自可能な範囲での選択が認められる。成績表には、取得順に「視覚伝達表現演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ」と表示される。
後期に設定されている「デザイン特別演習Ⅰ」では、視覚伝達に関連するの分野で活躍する講師を招き、取材、運営から記録までを学生の自主的な活動に任せられる。3学年では視覚伝達デザインの学習がメディアとのかかわりの中で統合され、まとまった成果として現われることが強く期待される。そのために各個人が共同活動を通じた集団と個の関係性を確認し、自分の実績としてまとめる大切な期間でもある。特に4年生での計画を立て、将来を考えるためにも、インターンシップへの積極的な参加を奨励する。また批評的な視点で本年度の卒業制作展をしっかりと見ておくこと。
本年度は、Ⅰ群では三つの領域でコースが準備されており、その中から一つを選択する。修得単位は、前期、後期と分れるが、前期に選択された科目を年間を通じて学習する。昨年度より前期Ⅱ群では15の実技コースと5つの理論コース、後期Ⅱ群は10コースが準備されている。(内容によっては選択の順序を考慮しなければならないものもあるので、オリエンテーションでの説明を十分注意して聴くように。