視覚表現演習B(2年生選択-後期)

形態 – 種別] 実技 – 選択授業

授業概要]
これまでに人類は「動き」をあらゆる方法で記録してきました。古くは洞窟壁画からはじまり、19世紀に映画が誕生してからは動きの再現が可能になりました。そこから映像メディアは急速に発展していき、現在においてはスマートフォンで手軽に映像の撮影・編集・投稿ができる時代となりました。映像は普段の生活に溶け込んでいるほど身近なものとなりましたが、動いて見えることや映像に欠かせない音響の効果や原理的な仕組みついて考察を深める機会は逆に減ってきていると感じます。
この授業では「動き」について掘り下げ、クラス内でディスカッションを行いながら動きの分析を行い、最終的には映像作品をつくります。まずは動くものについての考察からはじまり、ディスカッションを繰り返しながら制作を進め、途中からコンピューターでアプリケーションを使用して、アナログとデジタルの両方を行き来しながら進行します。また、映像には音が大きな役割を果たしており、同時に音響についても学んでいきます。