[授業概要]
私達の身の回りにあふれるさまざまなデザインやシステム、これらの特性や機能はその背景でさまざまな要素や情報が目に見えない形で組み合わされることで成り立っている。物理的な空間や機能をもったモノだけにとどまらず、ウェブサイトやSNSといった空間にもそれはあてはまる。そのほとんどは日常生活のすぐ近くに潜んでいたり、普段は当たり前に思われていたり、交わることのない事柄を独自の視点で見つめ直し、編み込む作業から成り立っている。この授業では、伝統的な視覚伝達論と対称的に PVCD (Parallel Visual Communication Design) と題して、ばらばらなもの、ちぐはぐなものを軽やかに組み合わせ、実践してきた事例を、文化・芸術・デザインなどの領域から多角的に紹介する。
[形態 – 種別] 講義 – 選択授業