視覚伝達デザインG: (4年生ゼミ-通年)

形態 – 種別] 実技 – 選択必修授業(ゼミ)

授業概要]
前世紀から続くメディアの急激な多様化と発展はコミュニケーションの裾野を広げ、視覚のみならず様々な感覚の効果を認識し、統合するデザインの重要性が増しています。今日ではマルチメディアという言葉が陳腐に聞こえるほど映像と文字、音の一体化した演出は当たり前のものとなり、環境音や匂い、光も取り込んだ「場」の演出、インタラクティブなメディアでの触覚的な演出も充分意識されるようになったのです。
一方で、爆発的に普及したインターネットに象徴されるように、コンピュータを介在させたメディアは、人と人工物とをつなぐインタフェースのデザインとともに、その背後にある膨大なデータと人々の活動、コミュニケーションを処理する情報システムのデザインの重要性も露呈させました。理解のデザイン、解決のデザイン、学習のデザインといった情報のデザインがそれに当たります。
この授業では、包括的なデザイン分野である情報デザインの視点を取り入れ、画像のみならず、動きや音、インタラクションといった要素を統合的に幅広く考えて行きたいと思います。
具体的には、ユニークな映像や、新しいメディアを取り入れたパフォーマンス、ゲームや博物館の展示物などインタラクティブなメディアについて授業内で資料を紹介し、あるいは美術館や博物館に見学に行って、皆でその仕組みや効果を話し合い、必要に応じてそれらを応用した実験などもできればと考えます。
そうした活動が、新しい視点のデザイン、ユニークな表現の作品を産み出すきっかけとなることを願っています。
また新しいメディアについて考え、情報デザイン的な見方を身につけることは、将来社会で活動するための基礎的な力になると考えています。