[経歴・プロフィール]
現在、京都の私立大学の人文学部に所属し、メディアや文化、マーケティングの学びを地域や社会とつなげる教育・研究活動を行っています。
もともと東京の大学で、記号学やメディア論による広告表現の研究を行っていました。その後、出版系媒体社で雑誌などメディア・プロダクトのリサーチやマーケティングを行うとともに、ホールやミュージアムといった文化施設の計画、公演情報メディアや作品流通システムのプランニングなど、アーティストの制作・発表を支援する環境づくりに携わってきました。また、ウェブサイトやコミュニティサイト、さまざまな印刷媒体の制作に編集者やコーディネーターとしてかかわったり、企業や行政、地域の広報やまちづくりにかかわる活動も手がけています。
大学研究室では、メディアやブランド、アートなどの分野で、私たちの「心のよりどころ」をつくるイノベーションやコンテンツを学生や市民、アーティストの方々とともに切り拓き、組織や地域の内外の方々のコミュニケーションと交流を活発にする「つながりづくり」を支援することをめざしています。
[著作]『選曲の社会史──「洋楽かぶれ」の系譜』(日本評論社)、『イメージ編集』(共著・武蔵野美術大学出版局)、『文化としてのテレビ・コマーシャル』(共著・世界思想社)など。カルチャーマガジン『URBAN NATURE』主宰。
[視覚伝達デザイン学科ってどんなところ?]
授業の内容・すすめ方、グループワーク、成果の発表・共有など、すべてが「伝え合い、分かち合うコミュニケーション」に向けられていることを強く感じられる学科です。産業界や公共領域に活かせるデザインのスキルを身につけるとともに、リサーチや内外の人との関係づくり、そして事業や組織の全体を考えつつ行動できる「総合職的専門職」となることをめざしてください。
[サイト・ブログ]
京都先端科学大学人文学部(本務校所属学部)
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