モーションイメージ(3・4年生-前期)

先生からの授業説明]
自分の絵や、世界観を動かすのは、とても楽しい事です。
この授業では、初めての人を対象に、映像、アニメーション制作を、一から学んでいきます。
魅力的な映像とは何かを考えながら、最終課題で、短編オリジナルアニメーションを制作します。
(ダイノサトウ-非常勤講師)

授業概要]
アニメーション制作を中心に映像制作を学ぶ授業です。
アニメーションの制作手順を土台に、映像制作の方法論、演出方法、カメラ、フレーミングの概念を学んでいきます。
言語に頼らないアニメーション表現を使い、如何に相手に伝えられる作品を、制作出来るか考えていきます。
Adobe AfterEffectsを主に使用します。
卒業制作に映像を用いる人、就職に映像関連を考えている人には、特に有効だと思います。

実務経験のある教員等による授業科目

[実務経験]
主な職種:2DCG、3DCGアニメーション制作、3DCG制作、CG実写合成、VFX、映像アートディレクション、映像編集

主なジャンル:TV番組、映画、WEB用映像、企業向け映像、展示会映像、ゲーム・アプリ用3DCG、VR・AR向け3DCG

主な仕事:NHK Eテレ『ミミクリーズ』コーナーCG制作(2016~、Eテレ『いないいないばぁ!』コーナーCG制作及び演出(2018~、東京国立博物館『東大寺大仏展』映像制作(2010、映画『グスコーブドリの伝記』2012、東京モーターショー GoodYearブースの立体視映像(2011~2015、NHK教育『ビットワールド』2009~)などの制作に携わる。
詳しくは、https://dinosato.com/

大抵の学生は、自分の作りたいモノ、手に入れたいスキルに対しては強く興味を持ちます。
しかし、作られたモノが他者からどう見られ、どう感じてもらうかには、興味を持たない傾向があります。
社会に出て働く場合、単にモノを作るだけで、完結する事はありえません。
ある前提で仕事が発生し、その過程からモノを作り、展開させる。そして常に他者を意識する事が必要になります。
さらに、金銭、労働時間、法律、社会的制約などを考慮することが、働くという事です。
つまり、モノを作ることは仕事という流れの中のではほんの一工程に過ぎません。
アニメーション制作だけでなく、上記についても触れていきたいと思います。

形態 – 種別] 実技 – 選択授業