今週の310ギャラリーの展示は、1年生 タイポグラフィです。
1年生はこれが視デとして初めての展示です。
1年生100名以上が一斉に展示をするため、会場は作品でいっぱい!
ポスターも1年生の有志が制作しました。
クラスによって授業内容は若干異なりますが、共通するのは「自分の書体」をつくること。
書体制作専門のアプリケーションをつかい、デジタルフォントとして、実際に使用できる書体をつくります。
実際にパソコンで打ち込んだとき、自分がつくったフォントで表示されるのは、なかなか感動します…!
また、授業内で制作したレタリングや視覚調整の課題も展示されていました。
↑この上段の図形は、同じ大きさのグリットのなかいっぱいに入るように描いたもの。
下段の図形は、同じ大きさ・同じ高さに見えるように描きなおしたもの。
上段は大きさも高さも図形と図形との感覚もバラバラに見えますよね。
字間(文字と文字の間の広さ)調整のトレーニングを行ったクラスもありました。
また、この授業の目玉として、活版印刷実習があります。
自分の名前の活字を自分でひろい、活字での字間調整を体験します。
実際に手と目を動かしてパソコンのなかで作業するよりも
さらに細かな調整をした経験が、きっとこれからの制作に役立っていくでしょう。
はじめての展示、おつかれさまでした。
次回310ギャラリーの展示▼
11/20(月)〜11/25(土) タイポグラフィック・コンポジション