ライティングスペースデザインⅠ・ⅡA(3年生-通年)

授業概要]
ライティングスペース(Writing Space)とはヴィジュアル・コミュニケーションの諸デザイン領域を「人間の記述空間」として包括的な概念でとらえたものである。ここでは描く、書く、記録する、編集する、伝達するといった人間の身体を基底として、書物などの2次元平面上の複製メディアから3次元空間および動的なデジタル・ネットワーク空間までを含めたコミュニケーション行為全体を対象としている。
それは具体的には記号、言語、地図、イラストレーション、写真、ダイヤグラム、ピクトグラム、タイポグラフィ、ハイパー・テキストなどの人類のコミュニケーションの歴史が生み出した様々な視覚表現要素に関わることであり、それらを統合して具体化する印刷、デスク・トップ・パブリッシング、マルチ・メディア、ネットワークなどのメディア表現に関わっていくことになる。
教員と学生のディスカッションを重視するため、前期3回以降A、Bの2クラスを設定する予定であるが、その編成に関しては選択する学生の数によって変わる可能性がある。ただし、3回に1回程度の回数で合同の全体プレゼンテーション、質疑応答、特別講義が設定される。

形態 – 種別] 実技 – 選択必修授業