[研究テーマ] 色立体の制作を通してコンピュータ・モニター上の色彩理論を確立する試みと、制作のプロセスから立ち上がる色彩モデルをコンピュータ上に作る試み。
[経歴・プロフィール]1975年東京都生まれ。2017年4月着任。
色立体の制作を通してコンピュータ・モニター上の色彩理論を確立する試みと、絵画で言うパレットの様な、制作プロセスから立ち上がる色彩モデルをコンピュータ上に作る試みを1999年より断続的に行ってきた。
この試みにあたっては、色彩、コンピュータ、身体、インターフェース、プログラムを横断するような制作が必要とされた。中でもプログラムは単に物を作る技術ではなく、考え方が形になるメディアなので、研究制作において色彩理論と身体をつなぐ重要な役割を担っている。具体的には、プログラム作品「color system」から発展・派生させた作品を基軸にして、コンピュータ上の動作に関するプログラム作品や、ジョセフ・アルバースなどの色彩研究を行っている。
[視覚伝達デザイン学科について—受験生へのメッセージ]物作りは、物作り以外の事や人に支えられて成り立つのだと思います。今、見えていない物に眼を向け、そこで見えた事も大切にしてください。