3,4年生 Ⅱ群合同発表会

前期もそろそろ終わりです。
先日3,4年生のⅡ群授業成果発表会がありました。
これは、その授業を担当した学生自身が発表をします。

発表は、ひと授業10分です。

——-Ⅱ群とは——-
3年生になると、視デの学生は、Ⅰ群という通年の必修授業と、
半期で終了するⅡ群の授業があります。

Ⅰ群の授業テーマとなるのは、「人間の記述空間」「関係のデザイン」「情報デザイン」など、幅が広いですが、
Ⅱ群は、例えばパッケージデザインやイラストレーションなど、より専門性が高いです。
(Ⅰ群は主に専任教授が、Ⅱ群は主に講師の先生がたが授業を受け持っています。)
3年生のカリキュラムはこちら

このⅡ群を3年生前期&後期、4年生前期のあいだに最低3つとらないと卒業できません。

3年生にとっては、後期の310ギャラリーでの展示、そしてこの授業発表が、
来年4年生になったときの授業選択の参考になります。
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あとは作品提出と展示を残すのみ。
ひとまずは、おつかれさまです。

4年生 卒業製作プレ発表会

こんにちは。嫌になるくらい暑い季節がやってきましたね😵
視覚伝達デザイン学科では、毎年この時期に、4年生の卒業制作プレ発表会が行われます。

専任教授と4年生110名全員があつまり、ひとり3分で自身のテーマについて発表します。
(4月からはじまったゼミで進めてきたこと、そして夏休みに何をするのか について)
(教授に向けてのプレゼンテーションというよりも、
いちどまとめることで、自身の考えを整理する機会をつくる。といった側面が強いです。)

 教授は一番うしろに。


友人たちの発表をきくことで、さまざまな分野の情報を掻いつまんで知ることができます。

いままでは各ゼミごとに分かれて進めてきましたが、全ゼミ生の発表をきくことで、
自分と似たテーマの人をみつけ、情報交換ができる貴重な場でもあります!

ちなみに今後のスケジュールは…
・9月末 プレ展示(製作過程の展示講評会)
・12月頭 卒制提出
・1月18日~21日 卒制展示・講評

4年生がんばっていきましょう!

10号館310教室ギャラリーのご紹介

視デでは、10号館のひと部屋をギャラリースペースとしています。

9月以降は、主に3•4年生Ⅱ群選択必修の授業作品展示を行っています。

9/4(月)〜9/9(土) マーケティングコミュニケーションⅠA
9/11(月)〜9/16(土) イラストレーション・フォー・メディア 横山クラス
9/18(月)〜9/23(土) アイデンティティとブランディングコミュニケーション
9/25(月)〜9/30(土) 写真
10/2(月)〜10/7(土) パッケージデザインⅡ
10/9(月)〜10/14(土) イラストレーション・フォー・メディア 片山クラス
10/16(月)〜10/21(土) 編集とデザイン
11/6(月)〜11/11(土) モーションイメージ
11/13(月)〜11/18(土) タイポグラフィ(※1年生)
11/20(月)〜11/25(土) タイポグラフィック・コンポジション
11/27(月)〜12/2(土) マーケティングコミュニケーションデザインⅠB

展示期間中にもさらなるブラッシュアップをとげていくので、
金土あたりに見に来るのがスタッフのオススメです!

ちなみに、期間中祝日がちょこちょこありますが、今年度はすべて授業日なので、
大学は休みじゃありません!ふつうにやってます…
嬉しいんだか…悲しいんだか…

残念ながら、芸祭期間などは展示は行っておりませんが、
もし武蔵美に来る用事があれば、ぜひご覧ください。

3年生 製本特講

3年生選択必修授業のライティングスペースデザインという授業の一環で、
製本特講を6/8から開講しています。

先生は近藤理恵先生。フランスで工芸製本・書籍修復などを学ばれました。

さて、ライティングスペースデザイン(通称ライスペ)とはどんな授業でしょうか?
ライティングとは、Lightingではなく、Writing。
この授業は、記述すること関する、自分の興味のあることについて調査し、
それをまた自身で記述しなおし、最後には展示発表という形で人に伝える。という授業です。
(記述する=表現する と置き換えるとわかりやすいでしょうか…)

しかしまあ、なんだそれってかんじなので、簡単にいうと、
自分が興味のあることをテーマにして、調べて、実験して、まとめて、伝える。という授業です。
ぱっと思い出せる過去のテーマには、カンディンスキーの点線面、草木染め、美人画、洋館、曼荼羅、少女性、雑誌、地図、カリグラフィ、などなど本当に多種多様!
(ほんとはもっと細かなテーマ設定なのですが、長くなりすぎちゃうので割愛)

現在、記述(表現)方法は、映像やプログラミングなど様々ありますが、
古くからある「本」というメディアの製作手順を学ぶべく、今回の製本特講を開講しています。
今年は、和装本と、角背上製本の豪華2本だてです!

和装本は、名前のとおり、日本の古い書物をイメージしたときのソレ。

 
角背上製本は、中身は糸綴じ、表紙には厚紙がはいっており、しっかりとした作りです。
絵本や児童書などで、馴染みが多いのではないでしょうか。

どちらも糸で綴じますが、その方法や、完成したときの本の開き具合など、まったく異なります。
実際に製作することでその違いをより実感することでしょう。

本の完成が楽しみですね。

1年生 色彩構成発表

こんにちは。前回の記事からとても間が開いてしまいました。

先日、1年生の色彩課題のグループ発表がありました。3週間という短い期間の中で色彩についての基礎を学び、そこから各グループテーマを見つけ、考察した結果を発表します。

例えば、人間の目とスマートフォンのモノクロカメラで見た明度に違いはあるのでしょうか?(真ん中のグレースケールをもとに、上段が人間の目で並べたもの、下段がスマートフォンのモノクロカメラを通して並べたカラーチップの比較)

 

回転盤による混色実験では、大方の予想を裏切って加法混色でも減法混色でもない中間混色になるということがわかりました。実際に自転車の車輪を利用して検証します。

 

ランダムに見えたカラーチップにある色の光を当てたら文字が浮き出して見えます。

 

その他にも、
・色彩対比を扱ったもの
・環境光の違いによる葉っぱの色の変化
・食べ物がおいしく見える色の組み合わせ
・人力による網点の考察
など、全16グループがそれぞれ独自の視点で色彩についての考察の発表を行いました。
入学してまだ2か月ですが、色彩のおもしろさ・奥深さの一端に触れることができたのではないでしょうか。
今回の経験が今後の制作にどのように生きてくるのか楽しみです。